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セーフティライトに関する記録

目次

キャットアイ TL-LD170-R 2005年11月3日

LEDセーフティライト

夜間走行時の後方からの視認性を向上させるため、キャットアイ製のLEDセーフティライト・TL-LD170-Rを装着しました。赤色の高輝度LEDが3個で、電源は単四乾電池が2本。発光パターンは連続点灯と高速点滅の2種類のみですが、点滅モードでは3個のLEDが毎秒5回位の速さで同時にフラッシュし、かなり目を引きます。ただし反射機能はないので、従来のリフレクター(反射器)の代わりにはなりません。

写真ではシートステーに取り付けていますが、太いシートピラー取り付け用のバンドも同梱されています。レンズの向きは標準では縦長方向のみで、横向きにしたい場合はオプションのブラケット(L-2・#5440894)が必要。本体背面は簡単なクリップ式になっているのでカバンやベルトに直接付ける事も出来ます。重量は電池込みの実測で約60グラムでした。


3つの赤い光が点滅する

これを装着して夕方や夜間に走ると、後方から追い越してくる車の対応が明らかに違うのがわかります。今まではけっこうスレスレに抜いてゆく車もいましたが、多くの場合しっかりと間隔を開けていってくれるようになりました。おそらく前方の自転車の存在に早く気付いて、回避行動のハンドル操作を始めるタイミングもやや早くなっているのでしょう。


2011年6月18日追記 道路交通法 第63条の9によると、セーフティライトのような発光式の尾灯があれば、反射器は外してしまっても特に違反ではないようです。しかし走行中に電池切れや故障が起きる可能性もありますから、出来れば両方付けておく方が安全です。

電池交換

2006年1月7日 セットに同梱されていたモニター用のマンガン電池を使っていましたが、ここ何日かで光量がぐんと減り、暗くならないと光っているのがよくわからないレベルになりました。電圧を測ると1.0V前後。点滅モードでトータル40時間ほど使えた事になります。

2006年5月8日 新品のアルカリ電池に交換後、点滅モードで4ヶ月使ったらかなり光量が減ってきました。夕方や夜間では確認しやすいですが、昼間では10メートルくらい後方から光っているのがどうにかわかる程度。持続時間は前回のほぼ倍の80〜90時間ですが、これでもカタログ値の半分程度。ちなみに使ったのは百円ショップの4本パック単四アルカリ乾電池です。

2006年8月29日 前回の交換から3ヶ月と20日、点滅光が目立たなくなってきました。どうやら100時間前後が電池交換の目安のようです。夕方や夜間使うぶんにはまだまだイケますが、これくらいで早めに交換しておくのが安全上好ましいかと思います。

レンズに亀裂発生 2006年9月23日

赤レンズに小さな亀裂が

整備中、レンズに細い亀裂が走っているのを見つけました。よく見ないとわからない程度の筋ですが、フチから2センチ弱に渡って明らかに割れています。いつからこうなっていたのかは不明ですが、この部分は電池交換時にレンズを脱着する際、コインなどでこじって強い力をかけるため、その影響で割れてしまったのかもしれません。レンズはボディとの密着度を高めるため、かなり固くはめ合わせてあるからです。

現状でも特に水漏れなどの問題はないようですが、とりあえず接着剤をつまようじで充填して、これ以上広がらないようくっつけておきました。


レンズに欠け発生 2011年5月20日

赤いレンズの角に穴があいた

これを買ってもう5年半、いつのまにかレンズの角っこが欠けて穴があいてしまっていました。このままでは水が入り放題で内部の電極や基板が腐ってしまいます。何かで蓋をしようにも平らな面ではないので難しそうです。


コーキング剤で穴をふさいてみた

とりあえず商売道具のコーキング剤で塞いでみました。防水はほぼ完璧になる反面、蓋の開閉をすると崩れてしまうでしょう。でもどうせ電池交換するのは年に1〜2回程度ですから、これで妥協する事にします。発光機能そのものは全く問題ないですし、点滅の速さや光量に関してはこれが一番気に入っているセーフティライトなのです。


コーキング剤は安価で手に入る防水処理剤ですが、そのまま指で触るとくっついてベタベタになってしまうので、まず石けん水を用意し、指を濡らしてから軽く押さえるようにすれば、ベタつかずに整形する事が出来ます。


すき間に防水処置 2011年10月16日

レンズの合わせ目に防水処理を施した

購入してから約6年、経年劣化のためか、黒いボディと赤いレンズパーツが肉眼で見てもピッタリとくっつかず、場所によってはコンマ数ミリ程度のすき間が生じるようになってきました。とりあえず上記の穴あき対策と同じコーキング剤を薄く塗っておく事にします。


機能不全、使用停止 2012年11月11日

購入してからちょうど7年、ついにスイッチ操作に全く反応しないという致命的な状態になってしまいました。ボタンを連打しても、今までのように復活してくれません。無水アルコールをスイッチ基盤裏面から流し込んでもみましたが状況は変わらず。

電池を抜いて入れ直すと、5,6回に1回程度チラッと点く事もありますが、異様に高速な点滅から勝手に点きっぱなしになったり、中央のLED1灯のみがぼんやり光ったり、逆に3灯とも全然消えなくなったりと、動作が非常に不安定。もはやスイッチの接触不良などという単純な理由ではなく、制御基盤そのものにトラブルが出ているように思われます。走行中に安定して動いてくれる信頼性がないと、後方セーフティライトとしての役目は果たせません。というわけで、気に入っていたライトでしたが、もはや寿命と判断し車体から外す事にしました。

使えなくなったとは言っても、この7年間いっしょにあちこち走り回って、トンネル内や夜間走行の安全向上に役立ってくれた品です。ポイッと捨てるには忍びがたく、部屋の壁にかけて保管する事に。

今まで守ってくれてありがとう!

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ダイソー セーフティライト 2006年5月31日

105円のLEDセーフティライト

近所のダイソーでLEDセーフティライトを見つけました。もちろん価格は105円、電池は別売りです。

3灯のLEDが基板に乗っていますが、あんまり高輝度って感じではないですね。しかし夜使うぶんには十分な光量です。発光パターンは上記のCAYEYEより多くて不等間隔点滅、等間隔、常時点灯の3つ。電源は単三電池が二本でちょっとサイズも大きめですが、赤いレンズ部分に反射面を持っているのでリフレクターの代わりになります。


単三2本で動作

ただし自転車本体に取り付けるためのステーがひ弱で、ぐらつかないように締め込んだら一発で変形して壊れてしまいました。分割部にもシール材など一切入っておらず、雨天での使用は考えられていないようです。


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TOPEAK RedLite 2008年2月1日

扇形の本体

GIANT ESCAPE R3を新車で購入したさいオマケで付いてきたTOPEAK製の小型LEDライト、RedLiteです。付属のゴムバンドでチェーンステーやシートポストなどに直接巻き付けて固定する方式で、ゴムバンドは長いのと短いのが2種類付属してきます。サドルバッグやカバンにひっかけるためのフックパーツも同梱。


点灯状態

発光モードは点滅と常時点灯のみでサイクルの切り替えはありません。LEDは真後ろ向きに2個、ハの字のサイド方向に左右1個ずつの合計4個。これが常に同時に光ります。明るさはこの手の製品にしてはそんなに目立つ方ではなく、前に買ったキャットアイ TL-LD170-Rほどの派手さはありません。しかも照射エリアがなかり狭いように感じます。これは照射面に屈折レンズなどの工夫がされていないせいかもしれません。

何より小型軽量なのがいい点で、サドルバッグの後端に引っかけておいてもブラブラしません。フレームにゴムバンドで留める方式に最初はちょっと不安感がありましたけど、実際に使ってみると振動でズレたり切れたりする事もなく、特に不具合は感じません。


電池は後ろから出し入れする

電源はボタン型リチウムCR2032が2枚。ホルダーは本体から簡単に抜けますが、電池の抜き差しがかなり固いので、ラジオペンチを使う事もあります。


電池交換

2008年8月10日 毎日職場までの往復で、1日10分から15分間点滅モードで使っていますが、使用開始後半年を経過してもさほど光量が変化したようには感じられません。カタログでは点灯モードで寿命60時間ですが(点滅モードでの寿命は記載がない)、今の使い方で半年以上は余裕で使えそうな感じです。

2011年10月16日 ここ最近は仕事終わりに1時間から1時間半(雨の日は休み)、天気の良い休日に60kmから80km程度といったペースで、乗る時はずっと点滅モードで使い続けています。
 7月のあたまに新品の電池を入れて、10月中旬にやや減光を感じました。近くで見ても目を射るほどの輝度はなく、真っ暗な夜はともかく夕暮れ時にはちょっと目立たないかな?というレベルです。ここまでの使用時間は約80時間でした。

2011年11月16日 さらに1ヶ月ほど使い続け、使用時間が90時間になったあたりで限界を感じました。車体から外して手に持ち、暗闇の中で点灯モードにして、ドアの鍵穴探しがどうにか出来る程度の光量まで落ちています。2個のCR2032電池の電圧はそれぞれ2.65V2.62Vまで低下していました。ちなみに新品は実測3.2Vほどあります。

LEDが一箇所だけ点きっぱなしに 2009年5月30日

点いたままのLED

ある日の深夜、ふと車庫の中を覗いて気付いたのですが、TOPEAK RedLiteの4つあるLEDのうち中央右側が薄く点いたままになっていて、スイッチを何度操作しても消えません。電池を抜き、しばらく放置してからまた入れても直りません。

点いているといっても、明るい場所ではちょっとわかりません。暗い中で、それもよくよく注意して見ないと気付かないようなレベルでぼんやり光っています。電気回路に何かリーク的な障害が発生しているのかどうか詳細は不明ですが、スイッチを入れたらちゃんと光って問題なく使えるので、とりあえずはそのままにしてあります。


スイッチが接触不良に 2009年12月27日

はめ合わせの黄色いボタン部

寒くなってからどうもスイッチの反応がにぶく、繰り返し強めに押さないと切り替わらなくなってきました。ここのスイッチ部分はボディの穴に黄色いゴムがはめ込んであるだけなので、つまようじや細いマイナスドライバー、あるいは指のツメでもって引っかければ簡単に外せます。スイッチのしくみはテレビのリモコンと同じでボタンの裏側に塗られている黒い導電ゴムを基盤上の電極に直接押しつけるシンプルなもの。この接点部分を無水アルコールをほんの少しつけた綿棒で掃除してあげたら、元通りに復活。どうやらここは定期的に掃除する必要がありそうです。

掃除した後、念のためゴムのフチにシリコングリスをつまようじで少量塗って防水対策としました。


シリコングリスは絶縁性が高いので、接点にくっついたりしないよう、ごく少量だけ使います。

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キャットアイ TL-LD570-R リフレックスオート 2011年11月19日

道路交通法 第63条の9において、自転車の後ろには必ず赤い色の反射器を取り付けるべしと定められています。ただし反射機能のない発光装置でも代用可とされていて、ロードレーサーやMTBに代表されるスポーツ車ユーザーの多くが、大きな反射面積を必要としないコンパクトなLED式セーフティライトを選んでいます。もちろん作者もその一人でした。

しかしセーフティライトには何らかの電源や電気回路が必要。めったにない事でしょうが、もしそれらが夜間走行中に故障したらちょっと困りますよね。実際作者が以前ESCAPE R3用に買ったシートポスト内蔵型セーフティライトが一週間ほどで壊れて点かなくなった事もありました。

まあ法律上は必須じゃないですけど、やっぱり安全のためにも反射器はあった方がいいと思います。製品の品質や安全性に関わるJIS規格では、セーフティライトの有無にかかわらず反射器を装着して販売するようになっていますし(JISD9452)、海外でも一定以上の面積の反射器がないと公道を走れなかったり、お店で販売出来ないなどの法規制があるようです。

単に反射器を付けるだけなら近所の百均で買ってくれば済む話ですが、自転車(特に趣味スポーツ系)の美点は必要最小限なシンプルさにもあるわけで、あまり余計な付属物は付けたくないんだよね〜という気持ちも確かにあります。そこで反射器とLED発光が一体になったタイプがあればいいわけですが、探してみると意外と種類が少ないのです。需要がないんでしょうか?

装着状態

この分野で信頼のおけるメーカーといえば、やっぱり国産のキャットアイでしょう。2011年に発売されたばかりの反射器一体型セーフティライト、TL-LD570-R リフレックスオートというのを買ってみました。

JIS規格はもちろん、アメリカやイギリスの保安基準もクリアしている国際仕様で、セーフティライトとしてはかなり大きめ。長方形の赤い反射板はお世辞にもスマートな外観とは言い難いですが、そのぶん後方車両へのアピール効果は高いです。

高輝度LEDが5つ直線に並んでいて、中央の1個はハイパワー型。LEDから直接出る光の他、赤い反射板でも広く拡散されるので、真後ろからはもちろん、斜め方向からの被視認性も高く、今まで買った中では間違いなくナンバーワンの目立ち度でしょう。発光パターンは5種類の切り替え式。


内部

これの最大の特徴は、周囲の明るさと自転車の振動を検知するセンサーが内蔵されていて、走行中に周囲が暗くなると自動的に点灯し、明るくなったら消灯するオート機能。いちいち自転車を停めてスイッチ操作をしなくていいので楽ですし、点け忘れや消し忘れもありません。

夜道でも自転車を停めれば、振動センサーの働きで約50秒で消灯します。すぐに消えないのは信号待ちや一旦停止を考慮しての事でしょう。そして走り出せば自動で点灯。これは一度やってみるとなかなか気分がいいものです。

本体右側の角に環境光センサーがあって、ここを手で覆って暗くし、本体をポンと軽く叩けば振動センサーが走行中と判断し、点灯します。点滅パターンを切り替えたい時や、車載や輪行の時に電源をオフにしたい時もまず1回点灯させる必要があるのでこれをやります。

近年のトレンドでもある昼間常時点灯をさせたい場合はセンサー部分に黒いビニールテープを貼ればOK。その場合一般的なライトと同じく押しボタンを使ってのオンオフになります。


TL-LD570-Rと付属品

パッケージには電池と大小二種類の取り付け用バンド、さらに欧州製自転車によく見られる大型リアキャリア用の樹脂パーツも同梱。

取り付けバンドはキャットアイが最近よく使っている調整式のフレックスタイトではなく、昔ながらの単純クランプ式なのがちょっと意外でしたが、いったん取り付けてしまえば確実性はこっちの方が上です。

標準装備のパーツでは横長方向の取り付けしか出来ないのでシートステーには付け難いですが、オプションパーツのフレックスタイトブラケットSP-11(#534-2280)を使えば縦長位置での取り付けが可能です。ただし取説のオプション欄にはなぜか書いてありません。

電池室へのアクセスは、はめ込み式の反射板をコイン等でこじって引きはがす方式で、前に6年以上使っていたTL-LD170-Rとほぼ同じ構造。よって経験上、経年劣化がちょっと心配ですが、その時になったらまた対策を考える事にしましょう。電源は単四乾電池が2本で、経済的なエネループ電池が使えるのがありがたいです。


5年2ヶ月経過 2017年1月30日

機能的には問題なし。当初気になっていた経年劣化による樹脂パーツのひび割れ等も、今の所見られません。

ところで
このリフレックスオート、ネット上では「ブラケットから脱落しやすい」「赤い反射板が外れやすい」という話が出て、タイラップなどでぐるぐる巻きにしている人もいるようですが、作者の場合、走行距離にして1万4千キロほども使い続けていますが、走行中に脱落した事は今の所1回もありません。

唯一、パンク修理をしようと車体を沿道の柵に立てかけた際、柱の出っ張りに引っかかって反射板が外れ、柵の向こう側に飛んで行って、藪の中から探し出すのに苦労した事がありました・・。

というわけで、外れる事もあるけど、何かにゴツンと当てない限りは大丈夫、というのが作者の見解です。

7年経過 2018年10月23日

購入から7年経過しました。走行距離は1万6千キロ

後輪が跳ね上げる泥水を何度も拭いていたので、表面は小傷だらけ。


購入当初は樹脂の劣化がどうなるか気になっていましたが、変形も亀裂もなく、脱着時の手応えも新品時とほぼ同じ。水漏れもないようです。


分解時にやる、いつものメンテナンス。細いゴムシールを慎重に外し、汚れを台所用の中性洗剤でソフトに洗い、接触面も綿棒できれいに拭きあげます。


LEDの発光性能はほぼ変化なし。

ただし反射板のコマに光の反射の悪いものがいくつか見られるようになりました。これは樹脂製反射器の宿命とも言える反射面の劣化。質の良くない反射器だと、数年ですっかり抜け落ち、車のライトで照らしても全然反射してくれないママチャリなどを時々見ます。

このリフレックスオートはまだ実用上問題ないと思いますが、近年は反射板なしで昼間も点灯するのが主流になりつつあったり、加速度センサーで減速(ブレーキ)を感知すると光の強さを増す「ブレーキランプ機能」のあるセーフティライトも出てきており、興味をそそられますね・・。


電池交換

2012年8月8日 満充電のエネループを入れ、点滅モードはラピッドモード、電源はずっと入れっぱなしで約9ヶ月、約2,300km走行した後、ようやく光が目に見えて暗くなってきました。エネループの電圧を測ってみたら1V以下。実際には毎日走ってはいないし、日没の早い冬期以外はほとんど点いていなかったはずなので、トータルではラピッドモードのカタログ寿命60時間より少し短い程度でしょうか。それでも自動点灯を維持した状態でこれだけ持ってくれるとは意外でした。自動回路で消費される待機電力はほとんど無視出来るレベルのようです。手動のような切り忘れもなく、明らかに節電効果が高いと感じました。

電池寿命が来て明るさが低下しても、特徴あるランダムな光り方のせいか目立ち度があまり変わらなかったのもよい点です。

2013年8月12日 前回と同じ条件で、今度は光らなくなるまで放っておいてみたところ、約1年、約3,700km走行したあたりで、走行中に点滅がピタッと止まるようになりました。ボタンを操作すると光りますが、すぐ消灯状態に戻ります。どうやら電圧が一定以下になると振動検知がうまく働かなくなり、走行中にもかかわらず光らなくなってしまうようです。この時のエネループの電圧は0.9V〜0.8Vまで低下していました。次はダイソーの6本入り百円のアルカリ電池を入れてみます。

2015年1月31日 前回交換から約1年半、走行約2,000kmで再び走行中に点滅しなくなりました。ボタン操作で光り出すものの、またすぐ切れるのは前回と同じです。帰宅後に室内で電圧を測ると1.3V弱と、前回のエネループほどには低下していませんでしたが、この日は日中でも7〜8℃以下と寒かったので、低温が影響したのかもしれません。新品のアルカリ(同じダイソーのもの)に交換したら一応復活しました。

2017年8月14日 外から帰ってきて暗い車庫の中に入るとすぐ点灯していたのが、時々点かない事があるのに気付き、エネループの電圧を測ってみたら1.1V前後。このレベルの電圧低下でもスイッチ感度に影響するようです。

2018年10月23日 問題なく点灯していますが分解掃除ついでにエネループの電圧チェック。2本とも1.3V弱でしたので充電。

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キャットアイ TL-AU165-BS 2017年1月22日

丸い一般的な反射器と同じ形

ポピュラーな丸型反射器にLEDを追加し、さらに自動点滅機能を持たせたのがキャットアイのTL-AU165です。シートステーにクランプで取付けるBS型と、マッドガードに直接固定するMG型の2種類があります。

最近はシティサイクルに標準装備されている事も多く、部活帰りの中高生が乗る自転車で、夕闇の中ピカピカ光っているのをよく見かけます。ホムセンに行けばキャットアイと謳っていないパッケージでもほぼ同じ物が同じような価格で売っているので、OEMとして広く流通しているのかもしれません。

本体にボタン等はなく、赤い反射板を回転させる事で電源のオンオフ、および電池室へのアクセスをする構造。可動部の外周には防水のためのOリングもちゃんと入っており、反射板の脱着をプラパーツのはめ込みの固さだけに頼っていたリフレックスオートよりは気の利いた設計に思えます。


裏側にセンサーの窓がある

背面にある丸い窓が環境光センサー。車体が振動している状態、つまり走行中に周囲が暗くなってくると自動的に点滅が始まります。

信号待ち等の停車時間を考慮して、振動が止まっても約1分間(実測で50秒前後)点滅が継続します。ここまではリフレックスオートと同じ動きですが、こっちは明るい場所に出るとすぐに点滅がストップしてくれるので省エネです。

点滅モードは毎秒2回程度の等間隔点滅1パターンのみで、ラピッド発光や連続点灯は出来ません。道交法によれば、尾灯は連続点灯する必要がありますが、赤色反射器が別途備えてあればその限りではないとされているので問題はないでしょう。

カタログや取説には書いてありませんが、周囲の暗さの程度によって明らかに点滅速度が変わります。点滅するかしないかギリギリの暗さだとゆっくり点滅し、本格的に暗くなると本来の速さになる感じ。まだ明るいうちは点滅回数を減らして電池の消耗を抑える設計なのか、それともカタログでアピールしていない所を見ると、たまたま電気回路がそういう特性になっているだけかもしれません。


電池は基板上の中央にセット

電源はCR2032が1枚のみ。これで約100時間ぶん持つとあります。実際にどうなるかはまだ不明・・。

肝心の発光性能ですが、特に高輝度という訳でもないLEDが1個のみ、それも赤い反射板の裏側で光るため、リフレックスオートのような強い光は期待出来ません。車のライトで照らすと反射光の方が完全に勝ってしまい、LEDの点滅光はほぼ見えなくなります。しかしながら反射板全体に光が広く伝播するので、暗い夜道での遠方からの目立ち度はそれほど悪くはない印象です。

取り付けはプラスドライバーがあれば誰でも出来ます。問題は、シティサイクルなど一般車での使用を前提にしているため、MTBや本格ロードのような太めのフレームでは標準付属のクランプだと短かすぎて届かない点。作者の持っているアルミフレームのクロスバイク、ESCAPE R3でも無理でした。その場合オプションのユニバーサル取付バンド(#544-0892)が必要になります。


電池交換

2018年10月23日 購入してから1年9ヶ月、約1,200km走行。輝きはあまり変わっていないように感じていましたが、リフレックスオートのメンテのついでに新品電池に入れ替えてみたら、目に見えて明るさが増しました。最初の電池の電圧は2.99Vになっていました。

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