走行前のトラブル・車体・外装


Q:フロントフォークから油もれ

A:オイルシールの破れや劣化

これはフロントフォークのオイルシールが劣化して、内部のサスペンションオイルが漏れだしています。そのまま放置するとサスペンションが正常に機能しないばかりか、漏れたオイルがブレーキやタイヤにかかって非常に危険ですので、早急にオーバホールしましょう。

中古車などでフォークの可動部に細かな傷やサビによる盛り上がりがあると、シールを交換してもすぐ破れて、また漏れます。微細な傷はオイルストーン(目の細かい砥石)で修正できますが、メッキがめくれ上がっているようならインナーチューブごと交換する必要があります。


修理代は・・シールやメタルなどのインナーパーツが5千円ぐらい、フォークオイルが1千〜3千円、インナーチューブ交換で1本1万4千円ぐらい、フォークスプリングが1本1千5百円ぐらい。

それに加わる工賃もお店によりますが、脱着が1万円前後、O/Hが1万円前後、工賃トータル1万5千〜2万5千円ぐらいだと思います。

この手の作業、お店によってだいぶ仕上がりレベルに差があるようです、一概に工賃だけでは決めない方がいいと思います。

(2005-07-27/むと〜さんより)

参考リンク:
初期型Bandit250・フロントフォークのオーバホール

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Q:リアサスペンションから油もれ

A:リアサスのシールの破れや劣化

シャフトのオイルシールが劣化して、内部のサスペンションオイルが漏れだしています。 交換するしかありません。
そのまま放置するとサスペンションが正常に機能しないばかりか、漏れたオイルがタイヤの接地面にかかって危険です。

リアサスペンションユニットは分解修理は不可能。オーバホールを請け負ってくれるスペシャルショップもありますが、高価な社外サスならともかくノーマルなら純正の新品に交換してしまった方が費用もほとんど同じか、それ以下で済みます。

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Q:外装を割ってしまいました

A:修理は可能

修理は出来ます。樹脂はホットナイフ等で溶接可能です。

しかしポリパテで埋めてならし、きれいに塗装するまでを考えたら、ヤフオクで中古を買った方が安いかもしれません。

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Q:鍵穴が一回転しちゃいました

A1:後期型は場合によっては回ることがある

250V(95-00)後期型250Vのメインキー部分を一度バラしてみたことがありますが、キーシリンダー部とキー差し込み部は内部で分離されていて、キーを先端だけ差し込んで回すと、差し込み部のみが回ってしまう場合があるようですが、機能的には問題ないと思います

(89-94)初期型(〜'94)は構造が違うのか、このように回転することはないようです。最近の機種では盗難防止のためか、正規のキー以外のモノをむりやり突っ込んで回そうとしても、中で空回りする構造になっているようです。

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Q:キーの種類が違うのだけど?

A:交換された前歴がある

普通どんなバイクでも、ひとつのキーですべて回せるはず。そうでなければ、誰か(おそらくは前のオーナー)が何らかの理由でキーシリンダーを交換していたと考えられます。盗難未遂などでメインキーやタンクキャップが壊され、部品交換を余儀なくされる例はけっこう多いものです。

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